タグ別アーカイブ: 摂食障害

拒食症 治療のスタート(大阪 淀屋橋心理療法センター)

拒食症の治療を当センターでスタートする場合、スムーズに行く場合と最初苦労する場合に分かれます。

スムーズに行く場合は、

  • 親子(主に母子)の関係が良好な場合
  • 体重が命に関わるギリギリでない場合
  • 本人が家の外で色々と経験を積んでいる(働いている、学校に行っている、ボランティアをしている、趣味がある)場合

が挙げられます。このようなケースは波に乗ると、話し方が生き生きし、考えが広がり、しばらく遅れて体重が増えることを許せる気持ちになってきたりします。その変化はとても目覚ましく、摂食障害の人の持っているパワーを改めて感じます。

一方、親子関係、きょうだい関係は摂食障害の為にちょっとしたきっかけでこじれやすく、かなりこじれた状態で初診に来られると、

  • こじれた関係をほぐしたり、
  • 体重が下がって行くのを食い止めたり
  • 家族の心配が患者さんの体重だけに偏ってしまったり

することを防がなければなりません。そこから解決に向かう大きな希望を引き出してくるのに、かなりの気配りと工夫を要します。現在も格闘中です。

淀屋橋心理療法センター
福田 俊一(所長、精神科医)

淀屋橋心理療法センター メインHP 精神科医日記より

(詳しい情報は上のリンクより当センター メインHPでご確認下さい)

拒食症(摂食障害) 低体重が戻りはじめた時

拒食症 低体重のクライアントです。体重が少しずつ増えてきました。

先々月は身長155cm 33kg 先月は34kg 今月は36kg。

親御さんは大喜びです。でも気をつけて下さい。ある程度体重が戻ってきたら、あまり急がずゆっくり体重が戻って行く方が本人さんは安心です。体重が急に増えると本人さんはパニックになってしまうかもしれません。体重が戻っていく傾向が確実にあれば、戻るスピードがゆっくりになるよう工夫して援助をします。その方が後々の治りが良いことが多いからです。

淀屋橋心理療法センター
福田 俊一(所長、精神科医)

淀屋橋心理療法センターメインHP 精神科医日記より

(詳しい情報は上のリンクより当センター メインHPでご確認下さい)

家族療法:摂食障害(拒食症)のカウンセリング治療は家族の協力が不可欠

◎摂食障害のカウンセリングは、家族の協力が不可欠

摂食障害にかかる人たちの年齢層が広がってきた昨今の治療は、一般的に行われている本人のみを対象にした傾聴カウンセリングだけでは乗り切ることは難しいものがあります。当センターで行っている家族カウンセリングが有効と認められてきました。もちろん母親や夫の同席がいいとは限らないこともありますので、そのへんは慎重に判断しています。ただ年令の低い子供の場合は、親御さんの協力を抜きにしては語れません。ときには親御さん(母親)のみを対象にしたカウンセリングで、子どもの摂食障害が好転する事例も多くあります。具体的なアドバイスや課題を親御さんにだしながら、親子が助けあえる関係に導いていきます。 親御さんや夫の協力を得て二人三脚のカウンセリングで、摂食障害の改善に大きな成果をあげてきました。

淀屋橋心理療法センター
福田 俊一(所長、精神科医)
増井 昌美(摂食障害専門セラピスト)

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☎ 06-6866-1510

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摂食障害(拒食症)の低年齢化(小学生)

◆淀屋橋心理療法センターでは二年前に、小学6年生(12才)の拒食症の事例がありました。

お母さんのお話を聞いていくと、娘さんは小学3~4年生ころからおやつのケーキやアイスクリームなど甘いものをたべようとしなくなったということです。お母さんが問いただすと「クラスの男の子が私のこと『子豚のブーちゃん』といってからかうの。太ってるのいやだ。細くなりたい。甘い物食べると太るもん」と言って泣き出したそうです。「だいじょうぶよ、そんなに太ってないから」とお母さんはなだめたのですが、「いいや、私太ってる」と言って、頑として受け入れようとしませんでした。

そのあとも二年ほどそんな状態が続いていました。小学6年生になったころから食事の量が極端に少なくなり体重がどんどん減ってきました。近くの内科を受診したところ「拒食症」と診断されたということです。

当センターで11ヶ月のカウンセリングを両親とともに受け、完治しました。

◆最近立て続けに小学3年生(8才)の女子の拒食症事例が当センターに来所、これが最年少の事例です。

今まで小学5~6年生の摂食障害を治療してきましたが、3年生という幼さにさすが我々も驚きました。

身長がぐんぐん伸びだす直前でもあり、親御さんもなんとか本人の栄養状態をよくしようと必死でした。ところがうまくいかず、下がる一方の体重になすすべもありませんでした。心配のあまり拒食症専門外来のある当センターに相談に来られました。

お母さんの話によると女の子は食べ物を口に入れてガムのようにかんでいるのですが、なかなかのみこめない状態です。あるいは飲み込みたくないという気持ちが強いのかもしれません。食べ物のカロリーをよく知っていて「ヨーグルトはいいけど、アイスクリームはダメ」といって、自分で食べていい物いけない物を決めています。カロリーの高い物を意図的に避けているようです。やはり「太りたくない」という強い「やせ願望」の意識が根っこにあるようです。

このうちの一つのケースは、こじれるパターンをもっていました。「お母さんが食べてくれたら、私も食べられるよ」という要求をしてきます。お母さんとしては「娘が食べてくれるなら」と思い、「いいよ、お母さん食べるからあたなも食べてね」と、受けてしまいそうになります。しかし摂食障害において、この要求はお母さんが引き受けるとこじれる素になります。このようなことを娘さんが言い出したときには、すぐに摂食障害の専門家に相談しましょう。

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男性の摂食障害(過食症・拒食症):割合・特徴・治療

男性の摂食障害(過食症・拒食症)

男性の摂食障害というのも少ないですがあります。女性97%に対して男性3%の割合だという論文を見た事があります。

淀屋橋心理療法センターの摂食障害クライアント1514例を調べた所、97例、つまり6.4%が男性でした。

男性の摂食障害の特徴は、カッとしやすいとか強引だという傾向があるように思います。ですから最初がとても重要で、気を使います。うまく軌道に乗る事ができればあとは難しくありません。

女性的な人がなる等思われがちですが、当センターでいままで治療してきた人達は全くそんな事はありませんでした。

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摂食障害 症状レベルごとの事例と対応アドバイス 母と子の関係に焦点を当てた本

「母と子で克服できる摂食障害―過食症・拒食症からの解放」

母と子で克服できる摂食障害

  • 本の題名:母と子で克服できる摂食障害―過食症・拒食症からの解放
  • 著者:福田俊一 増井昌美
  • 出版社:ミネルヴァ書房
  • 2,400円(税別)
  • 2011年1月20日

こちらの本はamazon.co.jpで購入できます。

母と子で克服できる摂食障害―過食症・拒食症からの解放 目次

はじめに

序章 摂食障害(拒食症・過食症)とは?

  1. 摂食障害(拒食症・過食症)はなぜ起こる?
  2. 拒食症とは?
  3. 過食症とは?
  4. 摂食障害(過食症・拒食症)の子とその家族
  5. 摂食障害(過食症・拒食症)は、なぜ「母と娘」なのか?
  6. 治療の枠からはみだしたように見える父親
  7. 子どもの成長をうながすのも大切なポイント
  8. 家庭崩壊につながる摂食障害の恐さ

1章 はじめが肝心、早期解決をめざそう(初期:発症~二年目くらいまで)

  1. 摂食障害(過食症・拒食症)はこじれやすい
  2. 初期のころによく見られる母娘のトラブル事例(過食症)
  3. 拒食症では初期でも命にかかわる問題点が浮上
  4. お母さんの疑問・不安にお答えします―「お母さん、こんなことに気をつけて」

2章 「少しこじれだしたな、早くなんとかしなければ」(中期:三~五年目くらいまで)

  1. 中期のころによく見られる母娘のトラブル事例(過食症)
  2. 過食症の注意点―ここを踏ん張れば、悪化は防げます
  3. 拒食症の注意点―拒食症から過食症へ移行する場合も

3章 こじれて長期化していても適切な対応で克服できる(長期化:六~一〇年以上)

  1. 長期化してこじれた摂食障害(過食症・拒食症)克服への道
  2. 「あきらめないで。こじれていても良くなった人がたくさんいます」

おわりに

  • DSM-Ⅳ-TRによる摂食障害の診断基準
  • チェックリストで見つける摂食障害―適切な対応で悪化を防ぎ、早期解決を可能に
  • 「長びく摂食障害、でも良くなるサインを見つけましょう」

執筆を終えて

■ 福田俊一(所長、精神科医)

我々は毎日摂食障害の解決のために、たくさんのクライアントの方々とともに戦っています。そのなかで重要なポイントは、その人本来の持ち味と今の生き方のギャップです。そしてそのギャップを埋めて行くのに一番効果があがる方法が、子どもにとって身近な母親との関係なのです。母と子の関係のなかには、解決のための糸口がいっぱいあります。またここがこじれると、なかなかうまくいかず症状がこじれることもあります。

そこで今回はズバリ、「母と子の関係」に焦点を絞って本書を執筆しました。

「母と子の関係」は非常にデリケートな問題です。子の立場にたつと「親が悪い」ということになりがちだし、親の立場にたつと「子どもに問題があって、そこをなんとかしないと・・」となります。本書の執筆にあたっては、片方に偏らないように気をつけて書きましたが、簡単なことではありませんでしたし完全にうまく書けたとも言い切れません。

この本が摂食障害(過食症・拒食症)でお困りのご本人や家族の方々、また治療の現場に携わっておられる関係者の皆様のお役に少しでも立てたらうれしく思います。

■ 増井昌美(摂食障害専門セラピスト)

本書のテーマを企画発案し、執筆を始めてから二年がたちました。発売日の1月20日過ぎ、「並んでるでるかな?それともまだ・・」と内心ドキドキしながら紀ノ国屋書店に歩を早めました。「ありました!」心理のコーナーにオレンジ色の表紙の「母と子で克服できる・・」の本書が平積みにされてありました。「やれやれ、やっと一冊の本を出すことができたんだな」と、正直ホッとしました。

摂食障害の症例は当センターにおいては、年々急上昇といってもいいくらいクライアントの数が増えています。カウンセリングで治療を進めるプロセスで、本症が抱えるトラブルが次々と浮き彫りにされてきます。多くの症例のなかからテーマを絞り込み、それに合った資料を収集し執筆へと駒を進めていきます。今回は摂食障害によくみられる「母と子の間によく起こるトラブルと解決へのヒント」を集めてみました。

「子どもが摂食障害になるのは、母親が悪いからですか?」という質問を受けることがよくあります。が、決してそうではありません。本書をお読みいただけたらおわかりになることでしょう。

摂食障害に悩む人たちや関係者の皆様に本書をお読みいただだき、立ち直るヒントをつかまれたらこれほど嬉しいことはありません。

摂食障害は治る

症状レベルごとの事例と対応アドバイス

序章 摂食障害(拒食症・過食症)とは?

1章 はじめが肝心、早期解決をめざそう      (初期:発症~2年目くらいまで)

2章 「少しこじれだしたな、はやくなんとかしなければ」        (中期:3~5年目くらいまで)

3章 こじれて長期化していても適切な対応で克服できる      (長期化:6~10年以上)

摂食障害(拒食症・過食症)の背景には、母と娘の愛憎ドラマが多く見られます。二人がカウンセラーの導きや父親のサポートを得て葛藤を乗り越え、分かりあい支えあう関係に生まれ変わることで、驚くほど症状は良くなっていきます。

本書では、こじれる前の初期段階の事例から始まり、早く手を打てば良くなる段階の事例、そして長期化していても克服できることを示す事例を紹介し、症状レベルに合われた適切な対応やアドバイスをまとめています。長い年月摂食障害にかかっていても、治る可能性は十分にあるのです。

(本書の帯と表紙裏より)

子どもの心を育む教師と親のために

摂食障害には、体型へのこだわり、ストレス、家族関係ほか、いくつかの背景があるといわれる。本書では、母娘の関係に焦点を当てて過食・拒食を理解するとともに、症状レベルごとに事例をあげて、対応方法を紹介する。摂食障害の最終的な目標は「将来への生きがいさがし」にあると本書は説く。そのプロセスを母と娘が共に支え合って歩んでいけるような、「親子関係の再生」をどう図るか。本人と家族の抱える葛藤に寄り添うカウンセリングの実際を伝える。

児童心理 2011年4月号 NO.929 child study book guide より)

「将来への生きがい探し」へのカウンセリング

近年、摂食障害には発症年齢の低下傾向があり、小学4年生以下でも発症するケースが多いのだという。また、摂食障害になる子どもは「家族思いのいい子が多い」ため、治療には身近にいる家族のサポートが欠かせないとされているが、近年の傾向はそれをより強調することになっている。

本書は、まさにこのことをテーマにした本である。

構成はシンプルだ。序章で摂食障害の説明を行い、以下、症状の程度ごとに3つに分けた章で、事例を詳細に解説する。すなわち、一章では比較的容易に治癒した初期段階、二章では、こじれ出したけれど早く手を打ったことで回復に向かう段階、三章では、こじれて長期化したけれども克服した段階の事例である。それぞれに、カウンセラーと患者、カウンセラーと親、親と子の対話を示し、子どもを接するときの具体的な対応とポイントや、立ち直りのサインが書かれている。

著者は、薬を処方せず、カウンセリングを主としたアプローチをとって27年になる治療センターで、うつや不登校を含めた心の病を治療する精神科医だ。摂食障害を、親子関係すら希薄になってきた現代社会が生み出した病理の一つとするなら、著者が指摘するように、「特に摂食障害のような家族を巻き込むことの多い複雑な症状(の治療)にカウンセリングは適している」のだろう。

本書は、親子がコミュニケーションをとっていくなかで、わかり合い支え合い、克服するまでの過程を、失敗も含めて包み隠さず事例で紹介しているが、過食も拒食も「心の不足感」からくるものであることがよくわかる。そして何より、子どもの摂食障害は親の心の問題でもあるということが浮かび上がってくる。このように感じさせるところが本書の妙であり、事例(=著者の実践)の力だといえる。

中山書店 EB NURSING vol.11 no.2 2011 Books より)

 

こちらの本はamazon.co.jpで購入できます。

拒食症・過食症の症状レベルごとの事例と対応アドバイス

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摂食障害の本 克服(治癒)へのヒントを紹介

「過食症と拒食症 – 危機脱出の処方箋」

摂食障害の本 克服のためのヒント

  • 過食症と拒食症 危機脱出の処方箋
  • 著者: 福田俊一 精神科医(当センター所長)

カウンセラー 増井昌美 摂食障害・過食症専門セラピスト

  • 星和書店
  • 1800円
  • 2001年12月10日

「過食症と拒食症 – 危機脱出の処方箋」 内容紹介

摂食障害へのエコロジカル・アプローチ藁にもすがる思いで来所する摂食障害のクライエント。かれらを危機から救おうと編み出したエコロジカル・アプローチ。家族を援助システムに組み込み、何気ない日常の場面から具体的なアドバイス、治癒への道のりを探り出していく。家庭のなかでも実践できる、長年の実績から積み上げた多くの危機脱出へのヒントをドラマ風に紹介した本である。

目次紹介 — 過食・拒食症の危機や脱出ヒントがこれだけでもわかる

第一章 親子の葛藤を乗りこえ、信頼関係をきずく

    1. 過食症と食べ物をめぐる親子げんか

1「私の目につくところに食べ物おかないで」 症例:「過食になって初期のころよくある親子げんか」16歳

2「治るの、治らないの、なんとかしてよ」 症例:「過食がすすんで子は親を責め、親は疲れはててという泥沼の状態」20歳

3「過食は自分の意志の問題」と気づく。適切な対応で良い方向に 症例:「食べたらいけない物は、しっかりくるんで名前書いといて」19歳

4「朝のすったもんだを救った専用冷蔵庫と鍵つきの冷蔵庫」 症例:「冷蔵庫がいつもからっぽになるまで止まらない過食」18歳

5「お母さん、食べだしたら止めてね」って言うけど 症例:「止めてね」と頼むから止めたのに、いつも親子げんか」16歳

6「過食の大敵「母親への依存」を抑えられるか否かが鍵」 症例:「過食の買い物をすべて母親まかせ・まるで女王様と召使い」15歳 症例:「毎日三度、母親の手作り料理をたいらげては吐く」27歳

    1. 拒食症は食べ物をめぐる命との戦い

1「ランチセッションに見る拒食「ガンコに食べないのはなぜ?」 症例:「食を拒否するのは私の生きがい、自己主張の砦よ」21歳

2「拒食症と約束」 症例:「体重30キロを割ったら入院です」と、きっちり約束を」17歳

3「拒食症家族の変わりにくさ」 症例:「うちの家族はゴムの壁。一度へっこんでもいつのまにか元に戻ってる」28歳

    1. 母親との関係が過食・拒食症の多くの要因に

1「しっかり母さんとおとなし娘のセットが多い」 2「子どもが厳しくなると、すぐメゲる母親の子も過食は治りにくい」 3「娘の成長の証としての境界線を、母親が飛び越えている」 4「穏やか家族にせっかく起きた波風を、母親が静めてしまう」 5「男性中心社会への反発心、家庭にいる両親のあいだで同じことが」 5「親子でも相反するタイプゆえに生じる補完性ストレスから過食に」

    1. 過食・拒食症におよぼす父親の影響

1「父親が恐くてなにも言えないストレスが、過食の引き金に」 2「血戸谷との関係を改善するために工夫したいくつかの事例」

    1. 晴天の霹靂、おとなしい良い子が突然過食に

1「母親に小さい頃のつらかった話しができるようになった」 2「母親とおもいっきりけんかして仲直り。過食もぐーんと減って」 3「私のことで家のなかに波風たたせたくない」から自己主張できるまで

    1. 過食・拒食症の子どもに第三者がからんでくると

1「母親との信頼関係を取り戻し、過食から立ち直る」 2「かたくなに親を拒否する心をとかした親子対談」 3「彼との同棲生活が過食によい良い影響を与えて」

第二章 過食・拒食症が引き起こすさまざまな心の病

    1. 過食症とうつ症状

1「過食のあとのうつ症状は、立ち直る可能性のしるし」 症例:「落ち込む自分を肯定できるかが鍵」20歳

2「うつ症状の早期発見と家族の注意点ー五つのポイント」

    1. 過食症と不安神経症

1「抑えるとよけい増える不安、しっかりと向き合って」 症例:「不安と向き合う力をつけよう」17歳

    1. 過食・拒食症とリストカット

1「母と娘の距離感を見直すことで、リストカットを防ぐ」 症例:「明るく頑張る子が突然」18歳

    1. 過食・拒食症と潔癖症

1「過食の後始末をせかされてから、手洗いがやめられず」 症例:「手伝わないことが悪化させない秘訣」16歳

2「潔癖症のサインを早期発見し、親として気をつける点

    1. 過食症と対人緊張

1「太った自分を見られるのがいやで、外にもでたくない」 症例:純粋で根が正直な人がかかりやすい」19歳

第三章 家族療法は過食・拒食をどうみるか

    1. 「過食・拒食症は成長のつまづき」

*過食・拒食症に陥る心の動きーやせ願望と家族関係 *本質の自分が芽をだし頭をもたげてくる *「おだやか家族」が子の成長をブロック *本音で話し合える家族への脱皮 *身近な人に自己主張できる力をのばす

    1. 過食・拒食症の治療に有効なエコロジカル・アプローチ」

*家族の協力が治療のカギを握る *過食・拒食症によく効くエコロジカル・アプローチ *過食・拒食症の家族療法はこうして

    1. 「これからの過食・拒食症の動向について

*あふれる情報の中で正しい選択を *家族関係の再構築と活性化をめざして

星和書店のホームページから本の注文ができます。

http://www.seiwa-pb.co.jp/index.html

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摂食障害(拒食症)の人たちとお正月

摂食障害(拒食症)の人たちとお正月摂食障害 拒食症

摂食障害(拒食症)カウンセリング治療は淀屋橋心理療法センター大阪 摂食障害専門外来でおこなっております。(06-6866-1510にお問い合わせください)

「拒食症の私にとって、お正月は囚人の気持ちよ」 麻衣さん(中学3年生、拒食症歴一年)

摂食障害(拒食症)の人たちにとって、お正月を無事に過ごすことが毎年しんどい一年の始まりです。いったいなぜそんなにお正月がしんどいのでしょうか?

お正月が終わりカウンセリング治療に来所した拒食症の麻衣さんのお話からご紹介しましょう。

「お正月はほんとうにいや、だって「あれ食べこれ食べ」ってすすめるんだもの」

朝一番に家族とともに祝うおせち料理。お膳の前に座っていっせいに「おめでとうございます」と挨拶を言って食事が始まります。「おいしそうやな、オレは食うぞ」とお兄さんの目がキラキラかがいています。「私は黒豆と田作り。だってお正月の定番ですもの」とお姉さん。「麻衣ちゃんはなにがいい、お皿にとってあげようか?」とおばあちゃんのやさしそうな声。

「あーあ、またはじまった。これがしんどいのよ」「これおいしいよ」とか「まだそんなけしか食べてないの?」とか。もうほっといてほしいのに食べることに口をはさんでくる。お正月だからいいと思ってるのかしら」。麻衣さんはいつもの食べるペースを崩されてしまい、しんどくてたまりません。

 

お正月は家族が増えたり減ったりする「アコーデオン家族」

麻衣さんにとってお正月でもう一ついやなことがあります。それは家族の人数が増えたり減ったりすることです。東京の大学に行っているお兄さんが帰省してきた。結婚したお姉さんが赤ちゃん連れて帰ってきた。それにおばあちゃんとおじいちゃんが笑顔でやってくるし。

麻衣さんにとって本来ならうれしいことです。おじいちゃんもおばあちゃんもやさしいし、お年玉くれるし。お兄さんは宿題でわからない数学を教えてくれます。赤ちゃんもかわいいし。みんないいことばかり。拒食症でさえなかったら、どんなにいいだろうと思います。

でも麻衣さんとって生活のペースを守れないのは不安と苦痛でしかありません。「6時に起きて朝の体操をする。それからトイレに行って、顔を洗って着替える」。麻衣さんにとっては、これらの生活習慣がみんな自分で決めた時間にしたがって行なわれないと一日が始まりません。家族が増えることで崩されてしまいます。これは完璧に自分がきめたルールを守らずにいられない麻衣さんにとっては大変な苦痛です。

                            摂食障害専門外来

「お正月は娘の拒食症がよくなったと確認できる大切な日」とお母さん

カウンセリング治療にいつも一緒に来所するお母さんが次のように話してくれました。「お正月は確かに麻衣にとっても他の家族にとってもたいへんな行事です。でも麻衣の拒食症の改善がわかるバロメーターの役割をしてくれているようにも思えます」。

どんなところがお母さんからみて麻衣さんの拒食症がよくなったと言えるのでしょうか?

 

拒食症の麻衣さんの改善点は…………(母親の視点から)

*「暮れにおせちをお重につめる手伝いをしてくれました。拒食症で苦しんでいた昨年は食べ物   が目の前にあるのもしんどくて、布団のなかにいましたから」

*「お料理づくりのあいまに、使った道具なんかを洗ってくれてました。言われたことしかできなかったのが、気がつくようになってきたんだなと思いました」

*お正月のお膳を家族みんなで囲めて「おめでとうございます」って言えました。昨年のことを思うと信じられないことです。新年から布団をかぶって出てこなかったし、おせちもみんなとは一緒に食べられませんでした」

*「食べる量と種類が増えてきましたね。昨年は自分が「食べてもいい」と決めている物しか口にできなかったんです。でも今年はおばあちゃんが持ってきてくれた羊羹を「おいしいね」って食べてました」

*「昨年は兄が帰ってくると極端にいやがって避けてたんです。顔をできるだけ会わせないにして。でも今年は『お兄ちゃんに数学おしえてもらうんだ』と帰ってくるのを待っていましたね」

 

摂食障害(拒食症)は、家族の辛抱、理解と見守るまなざしがあれば立ち直れる

摂食障害(拒食症)の家族の人たちからすれば、「この子はいったいなんでこんなに我がまま言ってるの。勝ってなことばっかりして」と腹がたつときも多いでしょう。が、摂食障害(拒食症)は、適切なアドバイアスがもらえるカウンセリング治療の路線にのっていれば、家族の辛抱、理解と見守るまなざしは、やがて本人が拒食症から立ち直る原動力となっていくことがよくあります。

摂食障害 拒食症

 

淀屋橋心理療法センター大阪 ☜クリック

摂食障害専門外来(06-6866-1510)

福田俊一 所長、精神科医師、カウンセリング治療歴40年

増井昌美 当センター摂食障害専門セラピスト 治療歴30年

【摂食障害/拒食症】出版本のご紹介(淀屋橋心理療法センター/摂食障害専門外来)

淀屋橋心理療法センター:摂食障害専門外来 から出版した「摂食障害/拒食症」本をご紹介します。

(著者:福田俊一 精神科医 所長、増井昌美 当センター摂食障害専門セラピスト)

大阪の拒食症が治るカウンセリング治療

 

(淀屋橋心理療法センター 摂食障害専門外来のお問い合わせは TEL: 06-6866-1510)

 

各単行本(書店でお求めになれます)

しぐさでわかる心の病気過食症「おだやかな家庭に忍びよる落とし穴拒食症:言いたいことを言えない不満が子供を拒食症に走らせる 大阪 カウンセリング 拒食症と過食症過食症と拒食症
危機脱出の処方箋
内容紹介:「拒食症と約束」「拒食症の変わりにくさ」
家族の心理療法内容紹介:家族の葛藤、家族の信頼、家族の絆の再生 家族療法の面接室から内容紹介:摂食障害 拒食症/過食症は自分さがしのたたかい事例紹介:声のでない拒食症の中学生
家族療法(文庫)内容紹介:第四話「けんかをやめなきゃ食べない(拒食症) 職場のストレス・マネジメント 過食・拒食の家族療法過食・拒食の家族療法内容紹介:ケース5「自分さがしの旅と拒食症 真由美 31歳」 しぐさで子どもの心がわかる本
克服できる過食症・拒食症克服できる過食症・拒食症
こじれて長期化した過食症・拒食症でも治る道はある
内容紹介:第一章 あきらめたらあかん、こんな私でも治るんや(がんこな拒食症から立ち直る 25歳 拒食症暦10年)
ちょっと気になる子どもの行動 心の声に気づいて!ちょっと気になる子どもの行動
心の声に気づいて!
ちょっと気になる子どもの行動 心の声に気づいて!母と子で克服できる摂食障害
過食症・拒食症からの解放
症状レベルごとの事例と対応のアドバイス内容紹介:拒食症では初期でも命にかかわる問題点/拒食症の注意点
克服できるリストカット症候群克服できるリストカット症候群新着

大阪・豊中・吹田 拒食症のカウンセリング治療/摂食障害専門外来

<淀屋橋心理療法センター 拒食症専門外来

摂食障害(拒食症・過食症)のカウンセリング治療が得意中の得意!

お問い合わせ及びカウンセリング治療をお受けした総件数は、

(2012.12.31まで)…2455症例

40年に渡るカウンセリング経験豊富な精神科医師が治療にあたっています。

摂食障害の治療は、淀屋橋心理療法センター摂食障害専門外来にお越し下さい。

摂食障害(拒食症・過食症)克服のアドバイスをさせて頂きます。

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大阪府豊中市 「緑地公園駅」よりスグ

緑地公園駅は千里中央から2駅、新大阪より3駅